伊香保温泉に行って来た(前編)


 伊香保温泉に一泊二日で行ってきました!今まで聞いたことがない温泉なのですが、非常に風情のある温泉街があるのが非常にポイントが高いです。やっぱり温泉は温泉だけじゃなく、街を囲む雰囲気ってのも重要ですよね。伊香保は古くから温泉街として栄えていて(織田信長の時代から!日本で最初の温泉都市計画だとか!)、石段街という非常に長い石の階段に温泉街があるという変わった配置になっていて、これがまた風情があります。
 とてもいい温泉旅行だったというのと、車で行かないと非常にわかりにくいアクセスなので、いつかまた行くときのために記録に残しておきます。

  • 旅行行程(前編)
    1. 渋川駅
    2. 水沢(水沢観音&うどん)
    3. 伊香保
      1. ロープウェイ
      2. 石段街
      3. ひびき野(旅館)

渋川駅

 上野駅から特急で(草津号とか)で約2時間弱。渋川駅自体はなーんにもなく、ここからバスに乗ることで伊香保に行きます。コンビニも銀行もぱっと見たところ存在してなさそうなので、必要なお金やらはすべてあらかじめ用意しておこう。

水沢(水沢観音&うどん)

 渋川駅からはバス一本で伊香保温泉までいけるのだが、ちょっと途中で寄り道してみよう。それは水沢。水沢うどんという名産があり、これは日本3大うどん(讃岐・稲庭・水沢)の一つだそうです。
 水沢には、水沢うどん屋が並ぶ道があり、10件程度の店がならんでいて、それぞれ味噌ダレやゴマだれ、あったかいのか冷たいのかで特色を持っています。俺が行ったのは、1582年創業という老舗中の老舗である田丸屋に行ってきました。
 キノコも名産なようで、天ざるセット的なものを選びました!イカ刺しのような歯ごたえという表現にぴったりなコシで、美味美味。田丸屋の店も古さを残しつつもきれいに改装しており、好印象。


 その後は石段を少し上って、水沢観音へ。水沢から伊香保へは非常にバスが少ないので注意!土日に至ってはどうやら2本しかバスが通っていないらしい!危うく、俺は乗り過ごすところだった。これに限らず、この伊香保温泉へのバスは土日に極端に本数が減ったり、小さい街のくせに路線がたくさんあったり、路線ごとにどうやらバス停の呼び方が違ったり、配布している路線図も勝手にいくつかの小さいバス停がはしょられてたり、運転手が愛想わるかったりとかなり罠なので、とにかく注意することが大事。

伊香保

ロープウェイ

 石段街という階段そのものを街にするというところからわかる通り、伊香保は非常に高低差があります。そこでお薦めは、まず一番上まで上りきってしまう!ということです。バスで伊香保バスターミナルに行って、そこからロープウェイに乗り、街の一番上に行ってしまいましょう。(俺はなんかよくわからんバスのトラップにより変なところでおろされてしまったが…)。
 ロープウェイから展望台に行くと、群馬県の平野が一望できます(盆地だっけ?)。都会じゃないので、昼か、夕方に行かないとだめですよ。ってそもそも夜は運行してないのと思うけど。

石段街

 ロープウェイでおりて歩くか、展望台から徒歩で15分かけておりるかすると(俺は徒歩で降りたけど、結構な急坂なので足に来ます)、伊香保温泉の中心街である石段街に辿り着きます。その名の通り、石段を中心として左右に店が置かれています。店自体はあんまりこれというものは無いのですが(笑)、街を歩くだけで雰囲気があります。

ひびき野

 今回とまった宿はひびき野です。石段街からは少し離れてしまうのですが、とても雰囲気のいい宿ですよ!
 夕飯を部屋で取れないというのがマイナスポイントと思っていたのですが、この宿では部屋で食べれない場合は、完全個室の特別室で食べられます。この個室がまたいいんですよ。個室の集まりがまるでショッピングセンターのレストラン街のように並んでいるんです。そして食事に力を入れているというお店の人の言う通り、豪華な食べ物がこれでもかと運ばれてきます。

 温泉は普通の風呂と、泡風呂と露天風呂とサウナと最小構成なのですが、貸し切り温泉もあります(45分、3150円)。この貸し切り風呂がお薦めです。脱衣所から洗面所まですべて個室で、露天風呂風の風呂に入れます。もちろん貸し切り個室なので、露天風呂といいつつも、簡単な中庭しか見えないようにして仕切りがたてられ、覗かれる可能性は0です。ここでエロエロリラックスして入ることができます。45分なので、あらかじめ大浴場に入って体を洗うとかはしておいて、貸し切りはひたすら温泉につかるだけにしておけばいいでしょう。
 他にもバーがあったり、ラーメン屋があったり(笑)施設面でも充実していますし、本当に内装がきれいでいい宿でした。