「三月のライオン」 1991年 日本
- 出版社/メーカー: アップリンク
- 発売日: 2005/03/25
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この映画は邦画です。この点も珍しいですよね。僕は大の邦画嫌いなんで。でも、無限にある僕の好きな映画のNo,1,2は邦画なんですよね。ちなみにNo,1は"生きる"です。
この映画は恐ろしくマイナーですが、実は世界的には評価された映画だったりします。
僕がこの映画を薦められた時、こう言われました、"この映画はまさに3月。春の暖かい色がそのまま表れている"と。確かにこの映画はオレンジを基調とした色で映されている。しかし、僕がこの映画で言いたいことは、1991年の風俗を見事に映し出していることだ。家の様子や、町の様子がまさ90年代初期なのだ。時代を映し出した映画。これが僕の印象だ。
かつて、ジム・ジャームッシュの"パーマネント・バケーション"を観たある評論家は言った、"まるで詩のようだ"と。僕はそのとき意味がわからなかった。でも、この映画を観たときの僕の感想は"まるで詩のようだった"
あらすじ
<ここからネタバレ!!>