「自由な国≠アメリカ 自由の国≒日本」

 みなさんアメリカといえばなんですか?映画などの文化のイメージもあるでしょうが、アメリカの国=自由の国というイメージがあるのではないでしょうか?
 その一方で日本は規制緩和が叫ばれ、"世界で唯一成功した社会主義国家"とまで言われた国です。お国柄も中流主義が多く、夢のない現実的な人たちとまで言われる始末ですね。

 でも僕はそうは思いません。僕は日本の方が自由な国だと思います。それは常識や中流といった一見縛りのようなものが、自由のキーだと思うからです。
 アメリカの人たちは個性を大事にしますね。言い換えれば、アメリカ人というのは共通する部分が少ないともいえるのではないでしょうか?彼らは他のアメリカ人と違うように、違うようにと個性を伸ばします。これは日本人の中流意識の真逆の精神ですね。
 その結果彼らは幅広い人間が集まるという結果になります。薄く、広く分布しているわけです。そうしてビル・ゲイツのような世界を牛耳るような金持ちや、ロックを世界的に広めたプレスリーや、大量消費社会を象徴として産まれたポップ・アートの巨匠のアンディー・ウォーホールなどを生み出した一方、