「The 4th kind / フォース・カインド」 2009年 アメリカ

The 4th kind公式サイト
 怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…
 予告編をみているだけでも怖かったんだけど、本編を観てみたらその比じゃなかった…
 アラスカのノームという田舎で起きた実際の事件を、実際の録画映像と再現によって作られた映画だ。ミラ・ジョボビッチが、心理学者のタイラー博士を演じている。
 オカルトものではあるけど、録画映像が流れるから、そこらのオカルトものとは一線を画す。その録画映像の衝撃と言ったら…


あらすじ
 心理学者のアヴィゲイル・タイラー博士(ミラ・ジョボビッチ)は、同じく心理学者で共同研究していた夫を亡くし、2人の子どもたちと早く普段の生活に戻ろうと、努めて平然を装い、夫と進めていた共同研究をひとりで続けていた。
 ノームの街でカウンセリングをしていると、不眠症に悩む患者が多く、しかもみな口を揃えて「夜中に白いフクロウがやってきて眠れない」という証言を残す。同じ証言を複数人が行うことの検証をとるため、ひとりの患者に催眠療法を試してみると、催眠状態のまま息を荒げ、ソファーから転げ落ちてのたうち回った。そして「見たけど、見ていない」という謎の言葉を残したその日の夜、なんと妻と子どもを銃殺し、自殺してしまう。
 警察からは催眠療法によって狂ってしまったと目をつけられる一方、別の患者からは「俺にも催眠療法を」と希望され…
 <ここからネタバレの可能性あり!!>
 予告編でのあの男の患者がベットからはねおきて叫ぶ映像を観て衝撃を受けたので、映画を観に行ったのだけども、映画で観るとまた違うもので…てかあれ浮いてるのかよ!しかもその後首の下がマヒとか!そしてタイラー博士自身の催眠も途中のあの目、そしてあの口、最後はあれアゴが外れてたんじゃないか…?
 まぁ、オカルトものよろしくで結局原因なんてわからない。宇宙人やらシュメール語やらが出てきたあたりで話は怪しくなってくる。でも一応、証言している大学教授二人は実名を明かさないものの、事件について否定はせず認めていたそうだ。
 事実として、あの2名の男性患者の映像、警官のパトカーの映像、タイラー博士の映像があり、そしてタイラー博士は今健康を失って、ボロボロになって車椅子の生活をしているということだ。車椅子に乗るほど衰弱しているというのが、事実だから衰弱したのか、精神疾患によって狂言を履き、病気が進行して衰弱したのか…