「エース・ベンチュラ」 1994年 アメリカ

B001U5SWAYエース・ベンチュラ [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ 2009-04-22

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 最高のコメディアンは誰か。ここ数十年ではエディー・マーフィーとジム・キャリーじゃないかと思う。そのジム・キャリーが有名になったのがこの作品。マスクみたいなCGが無くても人間はこんなに動けるのかと言いたくなるほど動いて笑かせる(笑)
 話は突拍子も無いけど、そんなの関係ない。だってコメディーだもん。サスペンスであっても、犯人探しを俺たちがする必要はない。エース・ベンチュラが見つけてくれるから。まともじゃないやつはまともじゃないやつじゃないと見つけられないよね(笑)ジム・キャリーの動きを見るだけでこの映画は成り立っている。

 あらすじ
 アメフトのマスコットキャラであるイルカが何者かに誘拐された!?
 チームはチャンピオンシリーズに出場している大事なときだというのに、大事件が起こってしまった。このアメフトチームに対する嫌がらせなのかも知れない。警察に通報すると同時に、"ペット探偵"のエース・ベンチュラ(ジム・キャリー)にも依頼がやって来た。
 エースは動物に精通し、迷子の犬から鳩まで探しだす動物探しのエキスパートだ。動物ばかり相手をするエースに対して、警察たちはいつもからかってばかりいるが、エースが本気を出せば誰よりも頭がキレる。かなり頭がキテもいるが…

 <ここからネタバレの可能性あり!!>
 とにかくジム・キャリー劇場だ(笑)精神病院に侵入したときのあのスローアメフト→倍速逆再生アメフトのコンボは笑い転げること必死である。てかあれ、日本でやったら確実にクレームがくるぞ(笑)あの大富豪の家に潜り込む寸前のふざけ方とかね。ホモ系の笑いもひどいよね、歯を磨くぐらいならともかく、トイレのつまりを取るやつを口につけてでも吐きたいとかって表現はむしろアメリカの方がクレームきそうなものだが…(笑)
 この頃のマスク・エーズベンチュラ・ケーブルガイ・ライアーライアー辺りはもうぶっ飛んでるね。一時期精神的にやんでるとかって噂があって、それ以来は落ち着いた役もこなすようになったけど、やっぱりジム・キャリーと言えばこのころだよね。