スティーブ・ジョブズの卒業祝賀スピーチ

スティーブ・ジョブズの卒業祝賀スピーチ
 これはやばい。必読ものだ!これを聞いた学生は幸せだろう。特にスティーブ・ジョブズのプレゼンは非常にうまいとも言われているので、生で聞けたらいいなぁとおもう。
 特に”未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。”この一節。すばらしい。そう。俺らは未来に先回りすることは出来ない。自分の過去の出来事と出来事をマッシュ・アップすることによって、まったく新しい未来を創造するのだ!その過去の出来事というのは、それ単体では意味が無く見えるかもしれない。でもそれが合わさることにより、まったく新しい意味のあるものになるかもしれないのだ。スティーブ・ジョブズは”好きなことをしろ”というが、きっとそれだけではない、今俺がしている仕事は決して大好きなものではないが、必ず役に立つ種にはなるのだ。こう感じることは非常に大事。幸感じることが出来れば、必ずその経験が血となり肉と成る。必ずだ。惰性で過ぎ去ってしまえばすべては無だ!
 朝起きるたびに死を思う。これも実践できれば、これに勝るものは無い。俺は映画”生きる”でそれを感じだ。死を覚悟したものに怖いものは無い。この章の中で”「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要がある”。この考え方はすばらしい。いい指標になるに違いない。
 スティーブ・ジョブズに対するイメージが180度変わった瞬間だった。独善的だとか人の功績をとるとかっていう批判の声を聞いたことがあったので、必ずしもすばらしい人だとは思っておらず、スーパー経営者だと思っていたが、こういう哲学を持っているならば、なんというか、そういう批判は彼を斜めから見た時に見えるだけであって、逆に芯が通りきっているんだなとよく見えてきた。