選挙だね。

 さて、郵政民営化法案が否決され、解散総選挙になりましたね。僕はこの解散総選挙という選択肢を選んだことに賛成です。自民党内から造反議員が出まくって否決なんてのはありえない。
 確かに小泉首相の独裁的政治手法はまずったかもしれないが、そんな小泉首相を選んだ自民党員からこんなにも造反がでるのはありえない。反対の中心だった郵政族ってのも大嫌いだったし(そもそも族議員なんて呼ばれるアホどもがいること自体が大っ嫌い)、亀井も森首相の時に造反してやめさせようとした時は好きだったけど、あれ以来落ちぶれていって今やただの文句言いに成り下がってしまって嫌い。それどころか、なんだかんだ小泉に愚痴ってた森が派閥をまとめて造反無しにしたことにちょっと義理堅さを感じて好きになってしまった(アホのままではあると思うが…)。
 というわけで、選挙に行って投票しようと思い、自分の選挙区の立候補者を見ると、現衆議院議員山崎派の人で、郵政民営化法案に賛成票を投じている人だったので、とりあえず彼に票を入れようかと思っているところです。もし反対票を入れた人だったら民主党に入れようかと思っていたんだけどね。
 僕個人は郵政民営化法案に大いに賛成。確かに細かい点でもっと練らないといけないかと思うけど、民営化そのものに関しては大賛成。いまや、郵政事業なんて十分民間でできることで(ヤマトとかで十分出来るでしょ?)、しかも郵政の赤字を、優遇されまくって黒字の郵貯・保険事業で補うなんて民間圧迫以外の何者でもなく、とにかく民営化が必要だと考えています。
 そう思っていると郵政族議員を落選させようなんてものがはてなブックマークの1位に。みんな考えてることはいっしょやね。うん。みんなでがんばりましょう。(追記:同じはてなブックマーク"やはりマスコミがひた隠しにする郵政解散の理由と争点"というサイトが。中でも10年前に小泉が雑誌に書いた記事がおもしろかった。というかこんなに前からこれだけの信念を持ってやってたことに感動。そりゃこれは"構造改革の本丸"というだけのことはあるな、と。と同時にやっぱりマスコミはクソだと。吐き気がした。)
 ただ、これは選挙の結果がどうなればいいんでしょうかね?自民党議員数が減って、民主党が増やすと言うのはもちろん、賛成票を投じた人が全員当選しても議員数が減ってしまうと、小泉は責任を追及されます。ベストは民主党が票を増やさず、反対票を入れたやつらが落選して、賛成票を投じた人・反対票を投じた人の対立候補として出馬した人が当選することですかね。ムズい…