会社が勝ち残る条件

 以前、強い会社ってなんだろう?って考えたことがありました。そのときに「あっ!マンパワーだ!」って気付いたんですが、最近「なんでマンパワーなんだっけ?」と理屈を忘れてしまったんですよ。ところが今日突然思い出したので、また忘れる前に書いておこうと思います。
[essay]会社が勝ち残る条件
 会社が勝ち残る条件ってなんでしょう?権力?技術?お金?運?企業理念?特許数?社長?僕は人だと思っています。当たり前だと言われるかも知れませんが、人の話を聞いていると、「俺の会社は子会社だから」とか「おっきい会社は金持ってるよね」とか「あっこは特許もってて強いよね」といった事をよく聞きます。確かにそういった条件により力関係と言うものは生まれる面があるのは確かですが、それって「原因」なんでしょうか?金をもってるからなんて、その会社は前から金を持ってるわけではないでしょう。じゃぁその会社はどうやって金を作ったのか?同じようにどうやって特許をとったのか?権力や力関係ってどうやって生まれたんだろう?
 僕は本質的・理論的には、すべての会社は同じ力関係だと思っています。たとえば、大企業が新商品を発明し、それを世に出して、ヒットしたとします。これでその大企業にお金が入るわけですが、それは永遠ではありません。ただ1つの会社が出している時点では、高い利益率で儲けられることができますが、そういうジャンルのものはライバル会社がすぐに手をだす。そして別のライバル会社もだしてくる。結局いつかは薄利多売の商品へと変わってしまう。委託、下請けの関係に関しても、下請けが苦しい条件を突きつけられるのも、結局はその下請け会社の代わりがいくらでもあるから。つまり、厳しいことを言えば、何も新しいものを創造しなかったということ。新しいことに投資をしていないということになるわけだし、そういう意味では薄利多売の商品を売っているのと同じ事。そう割り切れば、徹底的なコスト削減で利益を出す。そうこうしている間にライバルが撤退していくのを待てばいいわけです。"そんなこと言っても、きついもんはきついよ"という人は、結局その程度の人ということではないでしょうか。つまりそこから利益を出せるような構造を作り出せる人がいるか、いないかがさっきの"会社はマンパワー"につながるのです。
 あー、俺の中ではすげーイメージできてるんだけど、文章に起こすのってむずかしー。今書いたことなんて俺の言いたいことの20%もいってねぇぞ…