1200万円
「1200万円。君にあげるよ。お小遣いだ。」
「え”、いっせんにひゃくまんえんですか?」
かなりきつい条件ではあったけれども、これをクリアできればかなり大きい成果になると思った僕は相手に電話をした。その後1時間半は軽く越える交渉を続けたけれども、やはり最後の100万円が詰まらない。そらそうだ、1700万でトントンのものをどうして1200万に出来ようか…でも、なんとかしたいと言う気持ちで粘るがタイムアップ。纏め上げることができなかった。
もちろんそんなことは上司も承知で、まとまるとは思ってなかったが、マジで悔しい。出来ないと思われたことを出来ればどれだけ大きいか。取り逃した魚は大きい…