Day 19: If you don't like the weather, wait one hour.

 今日、僕宛に手紙が来ました。差出人は"Eldora Moutain Resort"。そのとき僕は思いました。"あぁ、ついに請求書が来たか"と。恐る恐る開けてみると…

yasyas(本名が書かれていた)
You are one tough guy!
I hope your shoulder feels better.
Come up again and say Hello.
           Tucker
           Eldora Ski Patrol

 なんと、その後の具合はどうですか?という感じのお手紙でした!Tuckerさんは僕の怪我の世話をしてくれた人なのですが、本当にやさしくしてもらいました。医療系の英語なんてまったくわからないのですが、できるだけわかりやすく説明してくれて、僕が痛そうな顔をすると"Oh, It's OK. It's OK."と安心させてくれました。
 toughというのを下線をつけてまで強調してくれたのは、僕が一切痛いと言わず、冷静だったかったからでしょう。僕ってなぜか病院に行ったときとか怪我して看護してもらうときとかは妙に冷静だったりします。前に入院したときも医者がびっくりするぐらいでした。素直にこの手紙はうれしかったですね。ただ来週帰るので、お礼を言いにいけないのが残念です。ただ、僕の名前のスペルが恐ろしく間違っていたのはいただけませんが(笑) どうも僕の名前は、アメリカ人には発音しにくいみたいですね。なのでいつもは"ヤス"で通しているんですが、さすがに救急のときに"僕のことはヤスと呼んで"とのんきに言えませんでした。
 今日はS里さんの提案でFlatironというショッピングセンターに行くことになりました。バスに乗って30分、降りたところは何も無かった。なぜだ!?なぜ何も無い?ショッピングモールがあるんじゃないのか?その後1時間ほどさまようが、結局何も見つからず。でも途中で面白いものを見ました。


 いったいどこまで行くんだろう?というぐらいまっすぐな線路。アメリカらしいスケールだ。まるで"スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション [DVD]"みたいです。その後この線路に電車が通ったのですが、すげぇ。いったい何十両編成だ?というぐらいながーい電車が走ってました。もう道路は渋滞ですよ。でも何十両も引っ張ってるんで、めっちゃ遅い。これならゴーディー(スタンド・バイ・ミーの主人公)も逃げ切れるでしょう(笑)
 1時間ほどさまようと、あったかかった気温が突然下がり、強風が吹き荒れるようになりました。今日の題名にある"If you don't like the weather, wait one hour"と言うのはそういうコロラドの典型的な山の天気を表した言葉です。こんなところで体感するとは…
 もうヘトヘトになった僕たちは、Boulder Station付近で早めの夕食を済ませることに。今日行った店は"Mongolian bd's Barbeque"と言う、どこがモンゴル風なのかさっぱりわからない店です。


 ここの店のシステムは面白くて、自分で好きな素材(肉やシーフードや野菜)とソースを選んで、それを鉄板のそばにいる兄ちゃんに渡すと焼いてくれる、というものです。


 僕は、肉にイカ、鮭、たまねぎなど、思いっきり入れて、照り焼きソースで焼いてもらいました。とてもおいしかったです。しかもここはお変わり自由の食べ放題。そして値段が$14!安すぎる!
 その帰りにとてもキレイな夕日を見ました。こっちは高い建物が無く、空が近いので、気がつくと空を見ている気がします。