Day 10: X-ray

 昨日かけませんでしたが、昨日S里さんという、もう一人メンバーが増えました。これで3人での生活になり、食事も3日に1回の担当で楽になるね!って言ってたけども、僕の骨折により、相変わらず2日に1人の担当になってます。僕は1抜け。
 今日のまずしなければならないことは、医者のアポイントメントを取るということ。昨日救急車で運ばれたのは応急処置だけ、っていうかレントゲンとって麻酔を打つだけでした。なので後日医者にかからなければならないわけです。
 ここで、アメリカの医療について説明しましょう。これも骨折したからこそ知れる知識です。骨折してよかった(?)アメリカは、かなり高度に専門性が進んでいます。そして、基本的にアポイントメントがないと診てくれません。もちろん救急を要する場合は別ですが。僕の場合は骨折をしていて、検査の必要があったので、救急にまずお世話になります。そして、それが終わると次にかかるべき医者を薦めてもらいます。そのときに薦めてもらったのがBone Doctor。そのままです。専門化が進んでますね
 で、今日はそのBone Doctorのアポイントメントを取らないといけないのですが、マジで大変だった。えらい外れたところにある病院なので、電話で説明を受けるもちんぷんかんぷんで、なかなかうまくいきません。てか次右で、次左でどこどこを右で、といわれても地理感がない僕にはさっぱりです。なのでZip-Code(日本の郵便番号をさらに詳しくしたもの)と病院の名前だけ聞きました。昨日の救急もなかなか言葉が伝わらなくて大変だけど、ボディーランゲージという最終手段があったのでなんとかなりました。てか、最後は通訳さんが通訳してくれました。さすがアメリカ、そういう対処もなれてますね。で、まぁ何とかアポイントメントは取れたのですが、そのときフィルムをもってこいといわれました。フィルム?最初はフォームって聞こえてなんかの書類がいるのか?と思ってたのですが、フィルム、つまりレントゲン写真だ!とひらめいたわけです。で、今日の目標はレントゲン写真をとりに、再び病院にいくこと!となりました。
 まずは、昨日ついたS里さんにボルダーを軽く紹介するために、パールストリートを歩きました。そこで軽く食事を取ることにしました。そこで食べた料理がこちら


 いやぁ、ソースがちょっと辛味があってとてもおいしかったです。量もちょうどよかったし。そして何より、左手が使えないからカットしてね、とお願いすると、快くちょうどいい大きさにきってくれてよかった。店の雰囲気もよかったし、ちょっとチップを弾みました。
 その後病院に行きました。その名はBoulder Community Hospital。パッと見は病院には見えません。てか、中に入っても病院とは気づきません。せいぜい老人ホームってぐらいでしょうか。最初入ったときは、本当に別の建物かと思いました。Communityってぐらいだから、集会場的なものもあるのかと思ったぐらいです。


 説明するとすんなりとX-ray Photograph、つまりレントゲン写真を手に入れることができました。これで今日の目的は達成。いよいよ明日は治療です。骨折してから2日後に医者にかかるってのはどうなんでしょう?日本じゃ考えられないですよね。