「ラスベガスをぶっつぶせ」 2008年 アメリカ
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つっこみどころが多すぎる。レインマンのようなカウンティングを使った実際と聞いてきたいしてたんだけどなー。期待はずれだった。物語は陳腐で、トリックは都合が良すぎる。
カウンティングは本当のテクニックを見せてマネされると困るとかで描かれないとかっていう情報もあるが、だったら映画化すんなよと。あるいはそのテクニックが無くても面白い話にしろよと…
これを見るぐらいなら、ジョニー・デップ主演、テリー・ギリアム監督の「ラスベガスをやっつけろ」を見た方がいいですよ。ぜんぜんギャンブルじゃないですけど。ある意味ギャンブルですけど。シリアスさないですけど。おそろしくバカ映画ですけど（笑）
 | ラスベガスをやっつけろ [DVD] ハンター・S・トンプソン 東北新社 2000-06-23 by G-Tools |
＜ここからネタバレの可能性あり！！＞
- 天才数学少年が主人公なのに、その天才性を発揮する瞬間がなかった。
てっきりカウンティングをやるっていうから、記憶力の天才かと思ったけど、記憶力が発揮されるところもなく（数学史が詳しいところが記憶力のアピール？）。計算は早いけどそろばんレベルだし…てかあのカウンティング方法レベルならがんばりゃできると思うというか、むしろがんばってるのは仲間じゃねーかと（笑） - なぜギャンブルに？
あんなに断っていたくせに、コロッと参加するようになる理由がわからん（笑）なら最初からやれよ。てか最初に誘われた時点で論理的なところをほめられてるけど、感情的に断ってるじゃないかと。論理的ならせめて手口をもうちょっと聞くとかさ、メリットデメリットをきちんと聞けよとか。都合良く物語が進み過ぎ（笑） - ケビン・スペイシーは結局なんで手を貸している？
この教授が一番意味が分からん。直接手を下さないのは以前、ぼろ稼ぎしたからなら、変装したとしてもカジノに入らんだろとか、最後にあんな主人公の中途半端なあやまりかたで許すどころか、プレーヤーになるのかよ、ってか卒業式の後に卒業にできたりするんですねすごいですね… - ケビン・スペイシーをやっつけても卒業できるんかい
おいおいおい。あの警備員はどうやって主人公を卒業させたんだよ。ケビンスペイシーは捕まったんだろ？大学につてとかないだろうがよ、てかケビン・スペイシーも弱ぇぇな！あんなにあっさり買収工作をしようとするか？てか10万ドルて（笑）お前は昔100万ドル稼ぐわ、それ以降もずっと稼いでいたんだろうが（笑） - 年金はあげれません！
てかカジノ関係員がチップもらっても換金できないですから（笑）それができたら苦労しないよ（笑）
大体がキャラクターの作り込みがなさ過ぎっつーか、全然感情移入できねぇ。ロボット大会にしても思い入れがあるように見えんだよ。フィッシャーもせめてあの彼女に実はほれてたとかのエピソード追加するなりなんなりすればあの裏切りもわかるのによ！あれじゃただの突然変異じゃねぇか！とか物語そのものの突っ込みどころも多ければ、この話のキモであるトリックも弱い！これじゃどうしようもないよ。
