広島に行って来た


 先月の話なんですが、広島に行ってきました。会社の出張があって、翌日は土曜日だったので少し観光して帰りました。原爆ドームは中学時代に一回行っているのですが、大人になって改めて見ようと行ってきました。


 原爆ドームに到着。意外なことに外国人旅行客がとても多かった。彼らから見て、特にアメリカ人からみてこの原爆ドームはどう映るのだろうか。


 原爆ドームの隣には資料館がある。ここが当時中学生だった俺に軽いトラウマを植え付けた場所でもある。原爆が落とされるまでの、広島市の歩み(日清・日露戦争の時代から中継軍事基地として発展した等)や原爆投下直前・直後の広島市の町並みのジオラマ原子力爆弾の現在の各国の保有量など、様々な角度から資料を展示している。
 しかし、もっとも衝撃的なのは資料館後半の原爆症に関する資料である。ケロイド状にただれた皮膚のホルマリン漬けや焼け死んだ死体の写真等、ショッキングな資料が並ぶ。これは中学生には、しかも事前知識なしの中学生にはなかなか衝撃的なものである。
 原爆ドームを通じて、悲惨な過去を直視し、二度と戦争が起きないことを、世界平和を願うという意思がひしひしと感じられる。資料館を出る頃には、俺自身もすっかり感化され、平和について真剣に考えなければと何か自分の意識が変わった。


 さて、広島は原爆だけではなく、広島カープの街でもある。広島駅周辺しか行かなかったし、今年は広島の本拠地マツダ・スタジアムができた年とあってよけいに盛り上がっているのだろうが、至る所にカープの垂れ幕やらがあふれている。
 そんななかで、この写真の通りカープ・マンホールを見つけた。赤色と色がついているのが珍しい。こういうご当地マンホールを見るのが最近のマイ・ブームだ。