「パルプ・フィクション」 1994年 アメリカ
- 出版社/メーカー: ショウゲート
- 発売日: 2006/06/23
- メディア: DVD
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3つのエピソードが絡み合って一つの映画になるという手法は当時は斬新だったらしいが、今の映画を観ていると、それがどれだけ普遍的な手法になったのかわかるだろう。今では当たり前の手法をこの映画が作ったのだ。
俺自身は、この映画を観てトラボルタが好きになった。彼のツイストを踊っている姿を観て、かっこよるぎる!と感動して以来、むさぼるように映画を見たもんです。他にも、ブルース・ウィルスやハーヴェイ・カイテルやユマ・サーマン、レザボア・ドッグスなどタランティーノ作品で有名になったティム・ロスやサミュエル・L・ジャクソン、さらにはクリストファー・ウォーケンなんかまで出ている豪華作品である。
とにかく、観て欲しい。麻薬と暴力から溢れ出す珠玉のバイオレンス・クライム・ムービーだ!
あらすじ
パンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニーは、銀行強盗をするのは大掛かりすぎる、給油所とかを襲うにしても、それらは強盗を警戒していて難しいと思う。そこで、彼らは警戒していないだろうコーヒー・ショップを強盗することを考えていた
ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)はジュールス(サミュエル・エル・ジャクソン)は、くだらない話をしながら仕事場に向かう。アムス帰りのヴィンセントがメートル法であるヨーロッパで1/4ポンドバーガーを何と呼ぶかなど…やがて仕事に着くと、彼らのボスを裏切った奴らから「輝くブツ」を取り戻そうとする。
一方、ボクサーとしてのピークを超えつつあるブッチ(ブルース・ウィルス)は、八百長試合を持ちかけられるが、ブッチはその金を受けつつも裏切って試合に勝ってしまう。
彼らは自分の筋書き通りに仕事を進めようとするが、そうはいかず、そして、それぞれのストーリーが交差し…
<ここからネタバレの可能性あり!!>
いやー、まさかヴィンセントがあんなに簡単に死ぬとはね!トラボルタ・ファンとしてはショックですよ(笑)まぁその情けなさがいいんですけどね。
とにかく、この映画はこまかく、くだらないところが面白かったりします。話として本来意味のない、ヴィンセントとジュールスのバーガー談義や、神の御業(ペプシをコーラに変えるとか)、ヴィンセントとミアのジョーク話とかね。
ストーリーとして、何かメッセージを送るというよりも、その日常や、キャラクターの考え方、運命の数奇さなんかを魅せる映画なんですよね。何も考えずに強いインパクトを伝える傑作映画ですよ!