「ステイン・アライブ」 1983年 アメリカ

ステイン・アライブ [DVD]

ステイン・アライブ [DVD]

 いやね。俺はトラボルタファンなんですよ。で、レンタルビデオでほとんどのトラボルタの映画は観ていたのですが、このステイン・アライブは観てなかったんですよね。
 この映画の何が凄いって、監督がシルベスタ・スタローンなんですよ!!彼って、監督やったことあるんですか!?ってそんなことできるんですか?てっきり、脳みそまで筋肉かと…
 正直ね、トラボルタファンの俺にとっては、ビックリするほどおもしろかった。いやー、もっと知られててもいいのになー、と思いつつ。でも、少なくとも、今売れる映画ではない。ダンスはやっぱり「あの時代」のダンスなのだ。音楽ももちろんね。
 でもジョン・トラボルタ ダンス・パック [DVD]はね、買ってみるべきですよ!!トラボルタはやっぱり最高ですよ!
 しっかしまぁ、トラボルタを、しかもこの映画のトラボルタを観てると、どうしてもid:kurodzhrを重ねてしまう(笑)絶対似てるって、クロ…

 あらすじ
 ブルックリンで名を馳せたトニー(トラボルタ)は、ブロードウェイの舞台に立つべくマンハッタンへ行くが、受けるオーディションにことごとく落ちる。そんなトニーを恋人のジャッキーは支え続けていた。
 ジャッキーは自分が出ている演劇の最終公演にトニーを誘い、トニーは裏方から観るが、トニーの目線には端役のジャッキーではなく、主演を演じていたローラを見つめていた。
 トニーはローラの才能と、それ以上にローラ自身にほれ、ローラと関係を結び、ジャッキーをないがしろにしてしまう。なんども約束を反故にされたジャッキーはついにトニーに別れを告げる。
 トニーは失意の中で母親に、「これまでの突っ張った自分が間違っていた」と告げるが、母親は「突っ張ったから、あなたはブロンクスから抜け出せたのよ」と逆に叱咤激励される。奮起したトニーは…

 <ここからネタバレの可能性あり!!>
 いやー、「サタデーナイト・フィーバー」で一皮向けたトニーは、マンハッタンに出るが、そこでまた壁にぶち当たり、失意の中に落ちてしまう。でも、トニーは自分を信じて、立ち上がって、ついに栄光をつかむ!
 正直、この映画は「サタデーナイト・フィーバー」と違って、輝き続ける映画ではない。前作がなければ、ただのべたなアメリカンドーリーム青春映画で終わっていただろうレベルの作品である。
 でも、まぁ。トラボルタファンであり、「サタデーナイトフィーバー」ファンである俺には関係なかったな。これはこれで面白い。
 ま、でも他人には薦められないレベルの作品だな(笑)でも、何度も言うけど、俺は好き(笑)