「ライアー」 1997年 アメリカ
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2002/02/22
- メディア: DVD
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主演はティム・ロス*2。僕は「海の上のピアニスト [DVD]」の彼が大好きです。彼は「レザボア・ドッグス [DVD]」のようなシリアスモノから、「フォー・ルームス [DVD]」のようなコメディーまで(あっ、どっちもタランティーノだ)こなす良い俳優です。そして、この映画はちょっとしたところに意外な俳優がでています。たとえば娼婦の役でレニー・ゼルウィガーが、ギャンブルの元締めにエレン・バースティン*3がでています。
ティム・ロスが殺人の容疑をかけられて、嘘発見器にかけられる。というのが話の中心なんですが、その嘘発見器の部屋で映画の80%が費やされています。その部屋での知恵比べ。部屋も重く、暗い雰囲気がでています。映像は僕は好きですね。
題名はチープですが、ストーリーはおもしろい。ではそのストーリーのあらすじから…
あらすじ
富豪の息子ウェイランド(ティム・ロス、IQ151)は、娼婦であるエリザベス(レニー・ゼルウィガー)の殺害容疑で捕らえられる。エリート刑事であるケネソウ(IQ122)と最近ポリグラフの専門家になったブラクストン(IQ101)がウェイランドを取り調べる。
IQが高く、名門大学の心理学を学んだウェイランドによって、2人はいいように扱われてしまう。しかし、ウェイランドはTLEという精神病を患っており、ストレスを感じると無意識に暴れてしまう。ケネソウは精神科医の忠告を無視し、そこからなにか自白しないかと詰め寄るが、ウェイランドに殴り蹴られ、怪我を負ってしまう。
2日後あらわれたウェイランドはすべてを話すと言い出した。しかし、供述したのは2人の醜聞だった。ケネソウは妻の浮気に悩み、ブラクストンはギャンブルの元締めから借金がある。
ウェイランドは犯人なのか?嘘をついているのか?3人の心理合戦が始まる。
<ここからネタバレ!!>
この話は、結局真犯人は灰色のまま。まぁ、ケネソウかウェイランドのどちらかではあると思いますが。最後また娼婦と話すシーンがあるということはウェイランドが犯人でしょうか?
最初のシーンで3人のプロフィールとIQがでるのがおもしろかったですね!これから心理戦をやるぜ!って感じがぷんぷんしてきてよかった。
レニー・ゼルウィガーって娼婦の役が似合ってましたね!てか以外にスタイルいいじゃんと思いました。そう思うと「ブリジット・ジョーンズの日記 [DVD]」でのあの劇太りとかって、女優魂を感じますね。僕は好きですよ。そういうところにかけるとこ。「レイジング・ブル [DVD]」でのデ・ニーロとか、「マシニスト」でのクリスチャン・ベイルとかね。
てか、アブサンってすごい酒ですね。「完全犯罪クラブ [DVD]」にもこのお酒がでてきました。その説明によると、マリファナと同じような成分が入っているらしく、アルコール×THC(そっくりの物質)というダブルパンチだそうです。そりゃ危ないわな。ところが、この前バーに行くとアブサンがメニューにあるじゃないですか!もちろんマリファナの成分なんか入ってないバージョンでしたが、飲んでみました。マズイ…もともとカンパリとかの薬草系は苦手だったんですが、それにしてもマズイ。その後ちょっと調べてみると、http://www.daily.co.jp/gossip/2005/03/10/164240.shtmlこんな記事が…ちょっと飲んでみたい…