Day0, Day 1: やっとこさつきました。

 今回乗る航空会社はAirCanada。つまりカナダ経由でアメリカに行くのだ。まずは関空からバンクーバーへ向かう。バンクーバーはカナダの西端にある都市だ。ここが一番長いフライトなので寝るべきなのだが、相変わらず眠れない。となりでぴるぴるは寝続けている。うらやましい。
 バンクーバーについた。さて、普通ならここからデンバーと行きたいところだが、僕たちが次に進むのはトロント。僕らが進む道はこうなのだ。


 ありえねぇ。トロント経由が無駄な感じがしますよね。トロント経由になるため、僕たちはいったんカナダに入国しなければなりません。しかし出国することを知らなかった僕らは当然出国カードを書いていない。そこで空港の人に手伝ってもらいながら書くことになったのだ。しかしこの入国官の人がとてもやさしくて、英語につまずくとやさしく説明してくれて助かりました。でも、"どうしてアメリカ行くのに、カナダによるの?"、"トロントからデンバーの便では12時間あるけど、どうするの?"と、とても不思議そうでした。とりあえず"to save money"と言ったけど、この言い回しでいいのだろうか?後で思うとカナダの人に対して失礼だったかな…
 ここからが問題だ。今までは日本人スタッフがいたからいざって時は助かったが、これからは自力で行かなければならない。国内線もAirCanadaだったけれども、これ


 一見すると普通でしょ。でも激マズ。一口でやめてしまった。
 トロントに着くととりあえず、明日のチェックアウトを済まそうとする。しかーし、このトロント空港は広すぎて見つからない。そこで空港のおばちゃんに聞くとまた優しく教えてくれた。でもやっぱり"これ明日の便じゃない!?これからどうするの?ホテルは取った?え?空港で寝るの?大丈夫?"とびっくりしてた。相当僕たちがクレージーに見えたようだ。僕たちはでっかいスノボーを持っていたので、"楽しんでね"といってくれた。うれしかった。
 とりあえず、教えてもらったとおりにターミナル2についてチェックインしようとすると、"明日の便は明日じゃないとチェックインできないよ"といわれたので仕方なく、近くのベンチで寝ることに。しかし2時間後、2人とも凍死しかける。やばい、これじゃ死んでしまうぞ、ということで再びターミナル1に向かう。ターミナル1をさまようとコーヒーショップが!これで生き返った。
 ここでもぴるぴるは爆睡している。うらやましい。僕は相変わらず寝れないのでちょっと探検した。そのとき取ったのがこれ


 なかなか人がいない空港って見ることないんじゃないでしょうか?なんか独占したみたいでいい気分だった。こんなオブジェもあった。


 プラスチックの箱が水に乗って動くオブジェ。なんか幻想的だった。深夜にTV局の人みたいな人が、キレイなおねぇさんと一緒にとっていた。
 結局ほとんど本を読んですごしたけれども、そのとき近くで寝ていたおばさんが"ちょっとトイレ行くから、かばんを見ててくれない?"と聞かれた。これはびっくりした。よくも見知らぬ人にそんなことをたのめるな、と。これもやっぱりカナダだからできることでしょう。
 本当にカナダの人はいい人ばかりだった。空港もきれいだし、なんか次はカナダに旅行に行きたいな。マイケル・ムーアの言ったとおりだ、鍵なんていらなそう。
 そして朝になってデンバー行きの飛行機に乗るが、カナダ-アメリカ間ってのは移動が多いのか、アメリカの入国手続きをカナダ側で済ませるのだ!アメリカ人はやっぱり無愛想でえらそうだ。そしてこれがデンバー上空から撮った写真です


この広大な土地!!
 ま、そうこうしているうちにやっとこさデンバーにつきました!デンバー空港はマジででかい。コンコースを移動するのにライトレールがあるくらいだ。ただ、このシステムは気に食わん。そこまでする必要あるのか?設計ミスの気がする…今日は疲れたので寝ました。
 明日は周りを探検しよう。