城崎いいとこ一度はおいで

城崎温泉!

 城崎に行ってまいりました!いやー、いいところですよ城崎は!大学2回の時に一度、そして物心が付く前に一度行ったそうなので、今回が3回目です。城崎は本当に雰囲気がいいですね。なんか2,30年は昔に戻ったような感じでいいです。志賀直哉が愛した土地らしく、"城崎にて"の舞台です。"城崎にて"ってのは聞いたことがあるけれど、その城崎と温泉の城崎がつながってなかったのでちょっと不思議な気分。城崎は多くの文豪や文化人に愛された土地だそうです。そういう有名な土地に自分がいると思うとちょっとロマンチックですね。また、"湯治"という言葉が生まれたのも城崎が初めてだそうです。すげぇなぁ。
 さて、今回はもちろん温泉が目当てですが、食事もかなり目当てです。この季節といえばカニ!!!もう、カニをたらふく食うために、旅館も外観度外視で決めました。やなぎ荘という古い旅館にしました。なんでも、「ぼろい旅館なので、料理は奮発します!」とあったので、そこにしました。
 旅館に着くと早速仲居さんから説明を受けて、晩御飯までにひとっぷろ浴びることに。前はケチってホテルに泊まったりで知らなかったのですが、城崎には鴻の湯、御所湯、まんだら湯、一の湯、柳湯、地蔵湯、さとの湯の7箇所の外湯と呼ばれる温泉があり、それらをめぐる"外湯めぐり"というのをします。それぞれお金を払って入ることができるのですが、温泉街に泊まるとなんと外湯はただなんですね!お金払ってたのがむなしい。前はさとの湯しかいけなかったので楽しみです。
 で、浴衣に着替えようとしたところ、なんと着方がさっぱりわかんない。仲居さんに見てもらったら「まぁ、まるで猪木じゃないの!」と言われてしまいました。どうも浴衣の上に羽織るマント(?)のようなものを着るのですが、俺は浴衣を着て帯を締め、その上に羽織ってたんですね。で本当は浴衣着て羽織ってから帯を締めるのが正しいそうで、でもたとえが古い。イメージが湧かんよ。そして、僕が意味わかんないそうな顔をしてると、中井さんに脱がされて、着せられました。そして、最初に行ったのが鴻の湯。コウノトリが足を癒すために使ったのが由来だそうです。露天風呂がいい感じでした。

 その後、カニ料理です。もうね、一年分は食った。2時間かけて、どんどん出てくる!貪るように食いました。なかなか最初はうまく食えなかったのですが、またそこで仲居さんの名言が。カニをつかんでバキッと割って、うまいこと身を出すんですね、そこで一言、

「はい!お乳を吸うように食べて!

もうセクハラですよ。でもまぁうまい!とにかくうまかった!写真をアップしときます。
 
本当はもっと、も〜〜〜〜っとあったんですが、食うのに必死で取り忘れてしまいました。残念。
 食い終わったところで第二ラウンド!柳湯に一の湯に行ってきました。柳湯はちっちゃいけれどもリニューアルしたてで一番キレイ。一の湯はさとの湯に続いて大きいお風呂。洞窟風呂がメインです。
 その日はもう疲れて寝ました。そして次の日朝ごはんがたらふく。しかもまたカニが出てくる。もうおなか壊しそうです。そして朝風呂に!行ったのは地蔵湯。うたせ湯と太陽が入るようなガラスの天井できれいに見えます。後はお土産を買いまくって、足湯につかったり、ソフトクリームを食ったり、まったりまったりしてました。
 まんだら湯と御所湯にいけなかったのはちょっと残念だけども、本当に楽しかった!また行きたいなぁ。