だんじりに行ってきた

だんじり

更新が遅くなってすいませんm(__)m

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 だんじりに行ってきました。だんじりというと岸和田が有名だと思いますが、僕が行ったのは芦屋のだんじりです。こういうと良く”えー、芦屋の人がだんじりするの〜?”と言われてしまいますが、もちろんやります。ただ岸和田のだんじりのようにやんちゃなものではなく、ほのぼのとしています。画像にあるのがだんじりなんですが、その先端から綱が20〜30mほど出てまして、そこを地元の小学生ぐらいまでの子供が引いて町中を引いて回るんですね。そして、だんじりを引くと、お昼ご飯やおやつや晩御飯を食べさせてくれるんです。それは近所のおばさんたちが作ってくれるカレーとかおでんとかなんですけれども、とても楽しいもんです。そして最後までだんじりを引くとお菓子がもらえるのです!駄菓子の詰め合わせなんですが、子供にとってはこれ目当てといってもいいでしょう。芦屋のほのぼのとした秋祭りなんですね。
 と、まぁここまでは良い話。ここからは裏の話。
 僕は去年初めてだんじりを"大人側"でひょんなことから参加することになったんです。僕は毎年だんじりを見に行ってはいたんですね。というのも大学に入ってからなかなか地元の友達と会う機会が無いので、年に一回はと思っていっていました。もうひとつの理由はいまだにご飯とお菓子が欲しかったから(笑) 去年もそんな理由でだんじりに行ったのですが、なぜかだんじりを引いている友達に声をかけるとはっぴを渡されてしまいました。そして一言”今年は参加ね?断るわけないよね?”と問答無用で参加させられてしまいました。すると子供の頃は知らなかったことがた〜くさんあったんです。
 まず最初。良い事からお話しましょう。だんじり。さっきはほのぼのとしたと話しましたが、実際はすげぇ男くせえ祭りです。朝のだんじりは、大人だけで引きます。そのため、朝の集合では大人だけが集まるわけですが、そのときおばさんたちから朝食をもらうんです。えっ?何を食うのかって?おにぎりと、たくわんと、日本酒。何?俺たちは戦にでも行くのか?昼休み、お弁当とビール。おやつ、お菓子とビールor日本酒。夕方、ビール。…俺らを酔わせてどうする。もう、なんだ、飲酒運転で逮捕してくれ。もうホント男くせぇ祭りです。そして、"エイヤーサー"の掛け声をかけ続けた僕たちも、もう2日目の夜になるともう声が出ません。足の裏も感覚もなくなります。そのころになるともう新入り(僕を含む)も慣れてきて、周りに指示を出すようになってくる。そして、力を振り絞るときの掛け声や力の入れ具合に一体感を覚えるようになります。この感覚は感動ですね!!!祭りに参加しなければ一生わからない感覚だと思います。ほんとに良い経験でした。
 そして、次は悪い方。さっきは子供たちが2,30mの綱を引いてと書きましたが、嘘、真っ赤な嘘。ガキ共引いてねぇよ。というか引けてねぇ。もうね。綱持ってるだけ。もう頭蹴り倒したくなるくらいに引けてねぇ。なんか"参加することに意義がある"ってのを地で行ってるね。俺もガキの頃は俺が引いてるんだって思ってたけど、全然違うことを知りました。95%以上が大人の力だったんですね。というかもしかしたらガキがいねぇ方がスムーズじゃないかとも思う。もちろんガキが参加することで祭りとしての意味は十分あると思うけどね。いずれこの子達から次の代が出てくるわけだから。
 そして、次にびびったこと、それはだんじりのルートでした。だんじりは一日中芦屋を回ります。まただんじりは町ごとに出すので、細い道で鉢合わせしないようにルートが決まっているのです…と思いきや!!実は金ですよ、金!!だんじりって金がかかるんですね、ご飯代とかもかかりますし、何よりもだんじり自体に金がかかる!痛んでくると修理に出さなければならないのですが、ヨユーでベンツが買えるぐらい金がかかるんですよ!!なので、お金持ちの人からお金をいただいたりもするわけです。で、お礼にその人の家の前を通るわけですよ。神聖な祭りとかじゃなくて、たくさんの人に見てもらうためとかじゃなく金だったんですね〜びびった!しかももらったお金が多いとウィリーとかそのまま回転とかしちゃったり、もうほとんど大道芸人ですよ!もう、元社民党党首のD.Tの選挙カーにぶち当たったときなんて3回転ぐらいしましたからね。もう血管ブチ切れそう。MK5(マジで・切れちゃう・5秒前)ですよ!!(死語&ダブルミーニング)ちなみに、その後、秘書らしき人から封筒もらってたけど、
中身はなんなんでしょうか?