いや、どう考えてもナイツは面白くなかったろ

 M-1グランプリになったノンスタイルは面白かったですね。決勝戦の中でも一番面白かったと思う。オードリーもかなり面白くて、この2組ならどちらでもなっとくできた。一緒に見ていた彼女はオードリーの方が面白いと言っていたしね。
 しかしね、ナイツはひどいでしょ!?なんであいつらが決勝戦に上ったのか理解に苦しむ。審査員たちなら、ナイツぐらい一度は見ていただろう?見ていなければ芸人として失格だろう。ナイツのあのレパートリーのなさ、そして確かに手数は多いが、その一つ一つの小ささ。確かに最近のM-1はこの4分間にいくつ笑いどころを入れるかが結構ポイントになっているが、一つ一つが面白くなけりゃ意味ないっての。しかも本人達が「37個いれました」とか自慢している時点で終わってる。笑いの研究は必要だし、実際サンドウィッチマンは確かに研究の末にあの流しコントを発明した訳だけど、ナイツにそれはない。ただの場末のおっさんのおっさんギャグを羅列しただけでしかない。
 なによりも信じられ無いのが、そんあクソナイツを選んだ審査員である。笑い飯はあんまり好きじゃないにしても、ここ数年では一番いい出来、というか、いい加減に飽きられたパターンを変えようとして、実際によくなったと思うんだ。少なくともナイツなんかよりも面白かった。もっとも、あの出来の悪いキンコンを落としたことは評価するが。去年のキンコンは面白かったがね。西野が今年は何を言うのか楽しみだ。
 まぁ、何が言いたいかというと、ノンスタイル・オードリー・笑い飯の決勝戦が見たかったってこと!そしてM-1スタッフは去年と同じミスをした。それは何かというと、ダイアンやら他の躊躇半端な芸人を受からせて、オードリーを落としたということ。オードリーが敗者決勝戦なんかじゃなくて上がっていれば、審査員の印象もかわりノンスタイルといい勝負をしていたのでは無いかと思う。サンドウィッチマンに続き、敗者決勝戦から連続一位はまずいのではないかという配慮があった気がしてならない。俺自身はノンスタイルを押すけどね。ただ、本人らが言うように、フリートークがうまいかどうかで、今後2、3年が決まるけどね。